刀　白鞘入り　拵付き
Katana, Shirasaya, Koshirae

【銘文】無銘

【寸法】刃長 68.9cm(2尺2寸7分3厘)、反り 1.4cm(4分6厘）、元幅 2.66cm、元重ね 0.51cm、元鎬重ね 0.59cm、先幅 .82cm、先重ね 0.40cm、目釘孔 3個、刀身重量 533g 、白鞘全長 96cm、拵全長 102cm

【時代】南北朝時代後期　応安(1368-1375)頃

【国】備前

【特徴】鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常、中切先延びる姿。

茎は、大磨上、鑢目筋違、先切り、目釘孔三。

地鉄は、板目に流れ肌交じり、地沸つき、地景風の黒い変りがね入る。淡く映り立つ。

刃文は、互の目乱れ、小互の目や尖り刃交じり、足・葉入り、小沸つく。

帽子は浅く乱れ込み、先尖りごころに返る。

朱石目塗鞘打刀拵 : 牡丹獅子図鐔(鉄地象嵌色絵)、虫図目貫(赤銅容彫金色絵)、石目地縁と兜金のみ現代金具

【見どころ】板目に鍛えた地鉄と、互の目の刃文の特徴などから小反りと極められています。拵は、現代に作られたもので、鐔と目貫は江戸時代の金具を使って作られています。

【状態】やや研ぎ減りがありますが、刀身・拵ともに状態よく保存されており良好です。

【付属品】素銅地一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、保存用桐箱、登録証(青森県五〇五〇号 昭和60年11月28日交付)、銃砲刀剣研究会鑑定書(昭和60年11月28日交付)

【商品番号】A090725　【価格】390,000円(消費税込み、送料別)