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短刀 白鞘入り Tanto, Shirasaya |
國廣 Kunihiro |
【銘文】表 : 國廣造之 裏 : 昭和五十七年 |
【寸法】刃長 21.2cm(6寸9分9厘)、反り0cm(なし)、元幅 2.34cm、元重ね 0.5cm、目釘孔 壱個、刀身重量 100.6g、白鞘 36.5cm |
【時代】昭和57年 |
【都道府県】青森県 |
【特徴】平造、庵棟、身幅重ねともに尋常で小振りな短刀の姿。表裏に棒樋を掻き流す。生茎、鑢目筋違、先浅い栗尻、目釘孔1。地鉄は板目肌流れて柾ごころとなり、地沸つく。刃文は匂出来直刃、匂口沈みごころ、わずかに湾れ、うねる金線がかかる。帽子は直ぐに小丸に返る。 國廣刀匠は、昭和16年7月18日生まれ、本名は中畑貢といい、青森県の刀工です。青森県に過去同銘の刀工がいたことや、堀川国広を尊敬していることが銘の由来で、青森県の刀匠国俊に師事しました。来国行や包永、正宗、国広等を作刀の目標としています。本作は41歳の時の作品です。 参考文献 : 『現代刀工銘鑑』大野正 工芸出版 1971 【見どころ】独特な柾ごころを帯びた肌が特徴的で、凛とした小振りな姿の短刀です。 【状態】良好です。 |
【付属品】素銅地銀着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(青森県 第14357号 昭和五七年五月廿五日発行) |
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【商品番号】A060617【価格】売約済 |
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