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刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
長船祐定
Osafune Sukesada |
【銘文】表 : 備州長船祐定 |
【寸法】刃長62.4cm(2尺0寸5分9厘)、反り2.5cm(8分2厘)、元幅3.20cm、元重ね0.68cm、先幅1.93cm、先重ね0.40cm、目釘穴1個、刀身重量 632.5g
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【時代】室町時代末期 |
【国】備前 |
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【特徴】鎬造り、庵棟、元幅やや広め、先幅はやや狭まり、重ね尋常、反り深く、先反りついて、中切先となる。 生茎、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔1。 地鉄は、板目肌、杢目交じり、地沸つく。 刃文は、直刃調、小互の目刃を交え、小足入り、僅かに湾れごころあり、砂流しかかり、小沸つく。 帽子は、直ぐに小丸に返る。 【見どころ】祐定は、戦国時代における、刀剣需要の最盛期に、備前長船で栄えた刀工集団です。需要供給の関係上、いわゆる数打ち物も多く、注文品や入念な作品との区別は明瞭とされますが、官名や通称・重代打ち銘・年紀等が入っていないものにも、みどころは多くあります。本作は、武骨で実用本位な作刀で、実戦を経て研磨を重ねたことにより、地鉄が荒れた部分もみられます。しかし、先反りが強くつく片手打ちの姿、地鉄はよく練れ、刃縁に働きがあり、備前もの独特の形をした在銘生茎などはみどころであり、刃区もしっかりと残っており、古いハバキも西洋の甲冑のような渋い銀色を呈している点など好ましく、楽しめる一振りです。 【状態】良好です。 |
【付属品】 素銅地銀鍍金二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(秋田県26818号 昭和55年6月10日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会平成25年1月29日発行)
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【商品番号】A040522【価格】 売約済 |
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