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刀 白鞘入り Katana, Shirasaya |
金剛兵衛盛高(十二代)
Kongo Hyo-e Moritaka, the12th generation |
【銘文】(太刀銘)表 : 日の本に生ける悦鎚にこめしこ草はらう釼打たなむ 昭和壬子年正月作 裏 : 源盛高(花押)鉄王六十二二才作 筑前宝満金剛兵衛八代妙見宮住十二代
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【寸法】刃長 78.3cm(2尺5寸8分4厘)、反り 2.3cm(7分5厘)、元幅 3.52cm、元鎬重ね 0.94cm、先幅 2.67cm、先重ね 0.68cm、目釘孔 1個、刀身重量 1,026g 、白鞘全長 108.5cm |
【時代】昭和47年(1972) |
【都道府県】熊本県 |
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【特徴】鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、先へとさほど身幅狭まらず、大切先となる豪壮な姿。 彫物は、表裏に棒樋を掻き丸留めとする。 生茎、鑢目切り、先剣形、目釘孔一。 地鉄は、板目肌よく練れ、杢目交じり、地沸つき地景入る。 刃文は、湾れを基調に互の目交じり、小沸よくつき、金筋・砂流しかかり、湯走り入る。 帽子は、浅く湾れ込み先しきりに掃き掛ける。 【見どころ】金剛兵衛盛高十二代・盛高靖博は、明治41年熊本県八代市生まれ、本名は盛高良夫といい、妙見宮司坊神宮寺良西とも称しました。金剛兵衛の大初代は、文永の役(1274)の頃、蒙古襲来に備え太宰府宝満山(金剛界宝満)の聖地を兵衛する願いから金剛兵衛盛高と名乗り、その後修験鍛治として代々継承されました。寛永年間(1624-1644)に熊本県八代市の妙見宮司坊神宮寺に移住して妙見宮鍛治坐司となり盛高靖博で十二代、大初代より数えると二十七代と伝えられています。昭和2年、父良次郎全正(やすまさ)の跡を継いで十二代となってからも、昭和八年、武永近吾延寿太郎宣繁(のぶしげ・延寿宣勝の孫)より十文字槍の鍛法を伝受されるなど研鑽を重ねました。以後、新作日本刀展で陸軍大臣賞などの評価を受け、昭和16年より将校用軍刀を鍛錬、昭和19年から終戦までは刀工の養成に従事しました。昭和27年、講和記念刀を製作し昭和38年1月30日、作刀承認を受けました。昭和45年、当時の坂田文部大臣守護太刀を鍛錬したり、菊池川砂鉄による自家製鉄で江田船山古墳出土刀を復元し熊本県立美術館へ納入するなど、守りの武器として、また日本民族精神の宝器として、日本刀が今日まで大切に保存されてきたことを重視して作刀に取り組みました。古代の原点を探り自家製鉄を行うことで、地方色や個性の豊かな復古刀を実現することを目指しました。 本作は64才時の作、鍛え肌よく練れ地景入り、地刃ともに細かによく沸づいて豪壮な姿となる一振りで、鉄王と冠した茎の銘文から「日の本に生ける悦(よろこび)」と「釼(つるぎ)」をうつ誇りがひしひしと伝わってきます。 【状態】良好です。 |
【付属品】素銅地金着二重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(熊本県30841号 昭和四拾七年参月拾七日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和五年五月三十一日発行)
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【商品番号】A030226 【価格】1,200,000円(消費税、国内送料込み) |

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