Touken Komachi




脇差 白鞘入り 拵付き
Wakizashi, Shirasaya, Koshirae
鈴木治国
Suzuki Harukuni
【銘文】表 : 慶幾 翁鈴木治国造  裏 : 嘉永四年二月日
【寸法】刃長 41.0cm(1尺3寸5分3厘)、反り 1.0cm(3分3厘)、元幅 3.19cm、元重ね 0.85cm、目釘孔 1個、刀身重量 457g 、白鞘全長 61cm、拵全長 64cm
【時代】江戸時代末期  嘉永4年(1851)
【国】摂津
【特徴】平造、身幅広く、重ねやや厚く、先反りつき、元先さほど幅差つかず、ふくら枯れごころとなる姿。

生茎、鑢目筋違に化粧鑢、先栗尻、目釘孔一。 地鉄は、大板目肌よく練れ、地沸つく。

刃文は、互の目乱れ、小沸よくつき、砂流ししきりにかかる。

帽子は、直ぐに小丸に返る。

丸に井桁文石目地塗鞘脇差拵 : 菊唐草文真鍮象嵌鉄地鐔、琵琶図赤銅魚々子地小柄、吹寄図真鍮象嵌鉄地鐺、雨鑢文赤銅地縁頭、植物図赤銅地高彫金色絵目貫

見どころ
よく練れて精良な大板目肌がよくみてとれる、寸の延びた平造脇差です。鈴木治国は、「鈴木大馬八郎治国」とも銘を切ります。黒田鷹諶(たかのぶ)の門人で、江戸時代後期の摂津の刀工です。文化十年(1813)の年紀作があることから、本作の年紀である嘉永4年(1851)までの間だけでも38年経過しており、比較的長期に渡って作刀した刀工であったと考えられます。「慶幾 翁」と冠した銘文も貴重な入念作となっています。黒田鷹諶の門人に播磨の尾崎源五右衛門助隆もおり、助隆が天明から文化初年頃までの年紀作があり、師の黒田鷹諶は寛政元年(1789)に没していることなどから鑑みて、若くして弟子入りし長命であったとみられます。地刃が冴えた一振りです。

状態刀身はヒケ傷がわずかにありますが、錆はなく現状で保存と鑑賞が可能です。拵は、柄糸の摩耗があり、栗形接合部と小柄櫃周辺、塗鞘鯉口の漆塗に部分的な剥落があります。柄巻や塗補修のご用命も承ります。
【付属品】素銅地銀着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、拵、拵袋、登録証(岐阜県38706号 昭和47年5月19日交付)、特別保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会 令和元年五月二十三日発行)



【商品番号】A010322【価格】550,000円→520,000円(消費税、国内送料込み) 値下げしました!



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