Touken Komachi


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脇差 白鞘入り
Wakizashi, Shirasaya
筑州住宗昌親
Chikushu ju So Masachika
【銘文】(表)筑州住宗昌親 (裏)平成二十一年初夏
【寸法】刃長 33.8cm(1尺1寸1分5厘)、反り0.6cm(1分9厘)、元幅 2.81cm、元重ね 0.45cm、目釘孔 1個、刀身重量 338g 、白鞘全長 53cm
【時代】平成21年(2009)
【国】福岡県

【特徴】菖蒲造、庵棟、身幅尋常、鎬高く鎬地を削ぎ、反り頃合いにつき、ふくら枯れごころの小脇差の姿。生茎、鑢目筋違、先栗尻、目釘孔1個。地鉄は小板目肌よく詰み、杢目・流れ肌がところどころに交じり、地沸細かにつき、地景入り、湯走りかかる。刃文は、互の目に丁子交じり、匂深く、足入り、沸づいて、砂流ししきりにかかり、金筋入り、匂口明るい。帽子は乱れ込み、先尖りごころに深く返る。

宗昌親刀匠は、昭和33年6月17日、福岡県福岡市生まれ。本名は宗正敏。幼少の頃より、祖父の宗弘刀匠、父の宗勉刀匠が働く工場の前でじっと仕事を見ていたという。刀工への道を意識するようになったのは、九州大学工学部に在学中、恩師松田教授のすすめで、日本刀の科学的研究を始めた頃。昭和58年、25歳の時、父のもとに弟子入りする。平成2年、新作刀展覧会に初出品し、新人賞と優秀賞を受賞。以降は連続して優秀賞と努力賞を受賞し、平成9年、全日本刀匠会理事長賞を獲得した後は、日本美術刀剣保存協会名誉会長賞、日本美術刀剣保存協会会長賞、文化庁長官賞、高松宮賞の特賞を8年連続受賞。「刀は地金で決まる」、「良い地金を作れ」という師の言葉を道しるべに、砂鉄を原料として自家製鋼を試み、自ら原料の採取や分析も行う。平成18年に無鑑査に認定された。

参考文献 : 『刀剣美術』日本美術刀剣保存協会(平成5年8月号第439号)、『刀剣美術』日本美術刀剣保存協会(平成13年8月号第535号)

見どころ刃区から切っ先に結ぶ刃先のカーブが凛として、姿に力が宿る菖蒲造の小脇差です。匂口の明るい互の目乱れ刃文は足入り、金筋・砂流しがかかり、帽子は先尖りごころに小鎬を超えて深く返り、姿と響きあうような美観を呈しています。棟に表れた沸筋は明るくきらめいて味わいがあり、生刃が残り、健全かつ爽快な一口となっています。

昌親刀匠は、平成5年新作刀展覧会で優秀賞を受賞した際の『刀剣美術』誌上のコメントにおいて、次のように抱負を述べられました。「まず、師伝である新刀期の助広写しと、新々刀期の清麿写しの完成をめざし、師伝の継承につとめたい。更に、大学時代から研究を続けている、古刀期の刀剣製作理論を実践に基づいて証明、確立させたいと考えています。」本作は平成21年、昌親刀匠51歳の、かの清麿も好んで得意とした菖蒲造の清麿写しの見事な作品で、初心を長く温めてこられたことが伝わります。こうして同時代の刀匠の声や作意について間近に聴き、鮮やかな生ぶの姿を鑑賞できることは現代刀ならではの魅力といえましょう。

状態わずかにヒケがありますが目立つほどではなく、現状にて保存と鑑賞をお楽しみいただけます。

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*当店にて実物をご覧いただけます。お手にとってご覧になりたい方は、前日までにご予約の上、ぜひご来店くださいませ。

(刀剣小町 担当 塚田 まで TEL : 03-5284-9014 / E-mail : s_tsukada@toukenkomachi.com)
【付属品】素銅地金着一重ハバキ、白鞘、白鞘袋、登録証(福岡県第103026号 平成弐拾壱年五月弍拾壱日交付)


【商品番号】A120816【価格】380,000円(消費税、国内送料込み)


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