Touken Komachi



脇差 拵入り
Wakizashi, Kosirae
尾崎助隆
Ozaki Suketaka
【銘文】表 : 尾嵜長門守藤原助隆 裏 : 享和二年二月日
【寸法】刃長 47.0cm(1尺5寸5分1厘)、反り0.8cm(2分6厘)、元幅 2.94cm、元重ね 0.64cm、先幅 2.13cm、先重ね 0.45cm、目釘孔1 個、拵全長 67cm
【時代】江戸時代後期 享和2年(1802)
【国】摂津
【特徴】鎬造り、庵棟、身幅・重ね尋常で、反り頃合いにつき中切先となる姿。生茎、鑢目大筋違に化粧、先入山形、目釘孔1個。地鉄は小板目肌よく詰み、地沸つく。刃文は直ぐに焼き出し、大互の目、足入り、匂深く、小沸つき、角張る刃が交じる。帽子は直ぐに先掃き掛けて、小丸に返る。

黒蝋色塗鞘脇差拵 : 無文鍔(赤銅磨地)、這龍図縁(赤銅磨地高彫金色絵)

尾崎助隆は、本国は播磨、源五右衛門と称し、正栄の弟、黒田鷹諶(たかのぶ)の弟子となりました。寛政10年、長門守を受領し、後に大坂に住し、文化二年(一説には四年)、53歳で没したと伝えられます。 新々刀期の初期に全国的に津田助広写しの濤乱刃が流行しますが、水心子正秀一門らが他の刀工の多くが備前伝や相州伝も古名刀の作風の復古を模索する中、助隆は終始津田写を貫き、出来優れた作を残して高い評価を得ています。 長門守を受領後、藤原姓を銘に入れるもの多くなり、さらにその後、寛政末頃から享和頃にかけて、従来の草書銘だけでなく楷書銘も切る一時期があり、本作は楷書銘に切る作の一つです。

「尾崎源五右衛門助隆」、「尾崎源五右衛門尉助隆」、尾崎源五右衛門藤原助隆」、「尾崎長門守藤原助隆」、「尾崎長門守藤原朝臣助隆」、「尾崎長門守助隆造」等と銘を切ります。 年紀は、天明三・五・七・八、寛政元・二・三・四・五・六・七・九・十・十一・十二、享和元・二・三、文化元等と切ります。

参考文献 : 『寒山刀剣講座 第二巻 大坂鍛冶・諸国鍛冶(一)篇』小笠原信夫・鈴木卓夫・広井雄一編集 大塚巧藝社、昭和60年、『日本刀銘鑑』石井昌國著 本間薫山校閲 雄山閣 2003年

見どころ小板目肌よく詰み、匂深く小沸よくつく濤乱刃で、手持ちの良い姿の脇差です。享保二・三年の楷書銘の助隆の代表作が知られており、この頃は気力や技量がより一層充実した時期であったことが伺え、本作も出来優れた作品となっています。

状態古研ぎで、小錆やヒケ等があります。深錆や研ぎ減りはなく、研ぎ上げれば見事な出来が楽しめる一口となります。研磨・白鞘新調のご希望も承ります。

*より詳細にご覧になりたい部分を撮影してメールにてお届けすることが可能です。お気軽にご連絡ください。
*当店にて実物をご覧いただけます。お手にとってご覧になりたい方は、前日までにご予約の上、ぜひご来店くださいませ。

(刀剣小町 担当 塚田 まで TEL : 03-5284-9014 / E-mail : s_tsukada@toukenkomachi.com)
【付属品】素銅地銀鍍一重ハバキ、拵、拵袋、登録証(大阪府 第127288号 平成弐拾七年拾弐月八日交付)、保存刀剣鑑定書(日本美術刀剣保存協会H28.6.1)



【商品番号】A061216【価格】460,000円(消費税、国内送料込み)


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